「マインド・テクノ」~from Hypnonation 長尾啓二

京都・大阪を中心に活動する「野良」不動産ブローカーが、約50年の人生で氣付いた「深層心理」について語って行きます

「和」の根源

日本人の潜在意識を
日本人としての
集合的無意識
私たちの「集合的無意識」を
今は探っています

 


十七条憲法というのがあります


聖徳太子が作ったと言われるものです
小学生や中学生で習います

 


あれの第一条がかの有名な「和を持って貴きとなす」で
一曰、以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨。亦少達者。以是、或不順君父。乍違于隣里。然上和下睦、諧於論事、則事理自通。何事不成。

 


書き下し
一に曰く、和(やわらぎ)を以て貴しと為し、忤(さか)ふること無きを宗とせよ。人皆党(たむら)有り、また達(さと)れる者は少なし。或いは君父(くんぷ)に順(したがわ)ず、乍(また)隣里(りんり)に違う。然れども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、事を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。

 


大意
一にいう。和をなによりも大切なものとし、いさかいをおこさぬことを根本としなさい。人はグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。それだから、君主や父親のいうことにしたがわなかったり、近隣の人たちともうまくいかない。しかし上の者も下の者も協調・親睦(しんぼく)の気持ちをもって論議するなら、おのずからものごとの道理にかない、どんなことも成就(じょうじゅ)するものだ。

 


この憲法、古代としてかなり「異常な」憲法なのを
お氣付でしょうか?


第1条が「和」なのです


普通、古代国家において第1条に出てくるのは
国王を敬え、か
国教(その国の宗教、あるいは神)を敬えです
それがこの国の最初の憲法
「和」がトップにきます

 


また多くの方がご存知ないようなのですが
この十七条憲法、ご丁寧に最後の17条もこうなってます

 


十七に曰く、夫れ事独り断むべからず。必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)ふべし。(略)


大意
十七にいう。ものごとはひとりで判断してはいけない。かならずみんなで論議して判断しなさい。ささいなことは、かならずしもみんなで論議しなくてもよい。ただ重大な事柄を論議するときは、判断をあやまることもあるかもしれない。そのときみんなで検討すれば、道理にかなう結論がえられよう。

 


要するに皆で「談合」せよ、と言い切ってます。
「談合」です。
「話し合えば道理に結論が得られる」
と言い切ってます。

 


実は十七条憲法聖徳太子の作ではないという説もある。
しかし私は聖徳太子の作だと確信してます
その理由は長くなるから割愛しますが、
太子が「戒律」を重視した「仏教徒」でだったからです


因みに純粋な仏教にて
「話し合い」で解決という教えはありません
と、いうか他の宗教にもありません。
基本、宗教は「救いがたい人間」を救うためのものと
認識されてたはずです


その救いがたい人間が話し合っても
良い解決策なんか出る訳がありません
だから神のご信託(あるいは契約)が重要になるのです


なのに、古代において日本(大和)ではこうなのです

 


世界史全部を見た訳ではないですが
こんな教典はどこにもないのでは?
と見ています


では何故こういう形で作られたか?

 


この答えは意外に簡単で
最初と最後に持って来て念を押さないと
「和」が守られない、あるいは当時は守られない雰囲氣があったからです

 


よくイスラムコーランで引き合いに出される有名な
「豚を食べるな」
あんな暑い諸国で豚を食べると体を壊したからだ、と言われます
これは逆に「禁止」しなければ皆食べてた、ということです

 


キリスト教にも似たようなのがあります
「同性愛禁止」
確か、旧約聖書だったと思いますが
これを明文化しないと、横行してたということです


逆に当たり前のことはかかれないのです


わざわざそこに記すといういことは
それまで守られてなかったということの証明である。

 


聖徳太子がこれほどまでに念を押し
推奨した「和」
それが後世の日本人の行動形式にまで
影響を及ぼした「和」

 


何故ここまで「和」にこだわったのか?
また、それまで「和」が守らていなかったのか?

それは昨日の記事でも記したとおり
日本の旧国名が鍵で
日本≒大和(やまと)だからです


強制的に「和」を守らせないと
倭国大乱」になるから
私はそうみております

 


この記事は
2015年6月9日
旧ブログにて公表したものを
加筆修正したものです

 

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