「マインド・テクノ」~from Hypnonation 長尾啓二

京都・大阪を中心に活動する「野良」不動産ブローカーが、約50年の人生で氣付いた「深層心理」について語って行きます

明惠上人

この記事は2014年10月21日
アメブロで公開したものを
大幅に修正したものである


日本人は「あるがまま」
「自然に」というのが
好きである


この思考を
定着させたのが
「明惠上人」だと言われる


鎌倉時代の僧侶で
「みょうえ」と読む


あまり有名ではないが
日本思想史上の巨人と
私は確信する

 


超人的な僧侶であり
戒律に厳しかった反面
和歌などにも精通し、
遊び心も満載だった。

 


明惠上人は
承久の乱(1221年)の時
自分のいる京都栂尾・高山寺
鎌倉幕府に謀反した罪人を匿い
北条泰時(後の三代目執権)に
高山寺に攻め込まれてしまう

 


上人は
六波羅探題に連行されてしまう。


その場で
全てが敵である中で
自らの命を賭して
人として、
生き物としての
「あるべきよう」
「道理」を説いた
上人は人も禽獣も、植物さえも
みな等しく命であると説いたのだ

 


北条泰時
上人のありようと
その覚悟に
政治家としての使命に目覚め
生涯の師として
明惠上人に師事することとなる

 


「あるがままに」
「道理」
ということを北条泰時に説き
後の御成敗式目の成立に大きな影響を与え
そして、後の徳川幕府まで影響を与える
日本人思想の根幹となる


あまりにも
我々の日常の一部になってしまい
私たち現代日本人は氣づかないが
これは「画期」的なことであった


北条泰時はこのことが契機となり
日本史上ほぼ唯一
武家はおろか
公家からも高評価を得ることになる

 


武家嫌いで有名な
室町時代北畠親房南朝側)ですら
その書物で
「幕府(武家政権)が成り立ったのは彼の人徳・政治」
とまで言わせたほどである

 


北条泰時を大政治家・徳の人として教育し
同時に彼の精神的支柱であったのが
明惠上人、その人であった

 


明惠上人にはもう一つ
有名な逸話がある


「摩利支天の夢」である


詳細は割愛するが
「摩利支天(まりしてん)」とは
武家・武士の守護神として扱われる


その正体をご存知だろうか?


摩利支天(まりしてん)は
実は「女神」である


明惠上人は
晩年、顕教密教の融合
あるいは差別をなくすよう
弟子に説いたと言われる


私は「摩利支天の夢」において
上人は
女性性と男性性の融合を
「夢」見ていたのではないかと
見ている


人としての「本来」の
「あるべきよう」になるためにだ


敵と戦っても
その場を離れると
常に公平に接したと言われる
明惠上人


私は上人を
覚悟の人として
大いなる尊敬で見ている

 

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